エアドッグの2つのモデル、X3SとX5Sは見た目の大きさから明らかな違いがあります。具体的な数値で比較すると、その差がはっきりと分かります。
X3Sは高さ52cm×奥行き26cm×幅26cmで、重量はわずか7kgと比較的コンパクトなサイズ感です。一方、X5Sは高さ65cm×奥行き31.6cm×幅30.6cmで、重量は10.7kgとかなり大きめです。単純計算すると、X5SはX3Sよりも体積で約2倍、重量で約1.5倍も大きいことになります。
この大きさの違いは、設置場所を考える上で重要なポイントとなります。X3Sはコンパクトなので、寝室や子供部屋など比較的狭いスペースにも置きやすく、必要に応じて持ち運びも可能です。対してX5Sは据え置き型として使うのに適しており、リビングや広めのオフィススペースなどに向いています。
また、デザイン面でも両機種には違いがあります。X3Sはモダンでスタイリッシュな印象で、インテリアとしても馴染みやすい外観を持っています。X5Sもシンプルなデザインですが、やや業務用機器の雰囲気があり、存在感があります。
エアドッグX3SとX5Sの最も重要な違いの一つが、適用畳数です。X3Sは31畳(約48.6㎡)に対応しているのに対し、X5Sは42畳(約65㎡)と、より広いスペースをカバーできます。
この違いは、内部のファンやモーターの性能差によるものです。X5Sはより強力なモーターを搭載しており、広い空間の空気を効率よく循環させることができます。そのため、X5Sは一般家庭の広いリビングだけでなく、小規模オフィスや医療機関、教育施設などの業務用としても採用されることが多いモデルとなっています。
清浄能力に関しては、両モデルとも同じTPAフィルター技術を採用しており、0.0146μmという極小の粒子まで捕集可能です。これはウイルスや細菌、PM2.5などを99.8%以上除去できる高性能さを持っています。フィルターの構造自体に大きな違いはなく、どちらも目詰まりしにくいタワープレート構造を採用しています。
実際の使用感では、X3Sは31畳という広さでも十分な清浄能力を発揮しますが、家具や壁などの障害物がある実際の生活空間では、やや余裕を持った設計のX5Sの方が効率的に空気を清浄できる場合があります。
エアドッグX3Sの大きな特徴として、X5Sには搭載されていない「光&人体センサー」機能があります。この機能は、部屋の明るさと人の存在を感知し、空気清浄機の動作を最適化するものです。
具体的には、X3Sは空気の汚れ具合をモニター数値とライトの色で表示しますが、暗所で人がいない状況を検知すると、自動的にモニター表示とライトをオフにします。これにより、夜間の寝室などで使用する際に余計な光で睡眠を妨げることがありません。また、人が近づくとライトが点灯し、部屋の明かりを点けるとモニター表示も再表示されるという、ユーザーの行動に合わせた賢い動作をします。
さらに、X3Sには「防眩カーテシライト」も搭載されています。これは空気の汚れ具合を示すLEDライトを床面に照射する機能で、間接照明のような優しい光で部屋の雰囲気を損なわず、むしろインテリアとしてもおしゃれな演出が可能です。
これらのセンサー機能は、特に家庭用として使用する際に便利で、ユーザーフレンドリーな設計となっています。X5Sにはこれらの機能がないため、常に表示が点灯している状態となります。家庭での使いやすさを重視するなら、X3Sのこれらの機能は大きなメリットと言えるでしょう。
空気清浄機を選ぶ際に見落としがちなポイントとして、運転音と消費電力があります。エアドッグX3SとX5Sでは、この点でも違いが見られます。
運転音に関しては、X5Sの公式データによると、最も静かなスリープモードで22.3dB、最強モード(L4)で51.0dBとなっています。X3Sの正確なデータは公開されていませんが、ユーザーレビューによれば、X5Sとほぼ同等かやや静かという評価が多いようです。これは、X3Sの方がコンパクトで内部のファンも小さいため、騒音が抑えられている可能性があります。
消費電力については、X5Sは弱(L1)モードで15W、最強(L4)モードで55Wとなっています。X3Sはやや低めの消費電力で、特に弱モードでの長時間使用時には電気代の差が出てくる可能性があります。
実際の使用感では、寝室などで使用する場合は静音性が重要になりますので、X3Sの方が適しているケースが多いでしょう。一方、広いリビングなどでは、多少の運転音は気にならないことが多く、清浄能力を重視するならX5Sが良いでしょう。
また、両モデルとも、TPAフィルター技術により従来の空気清浄機のような目詰まりが起きにくいため、長期間使用しても運転音が大きくなったり消費電力が増加したりする心配が少ないのが特徴です。タバコ440本分の煙を吸っても性能低下はわずか0.2%という驚異的な持続性を持っています。
エアドッグX3SとX5Sを選ぶ際に重要な要素として、価格と最新モデルとの比較があります。2025年3月現在、両モデルとも後継機種が発売されており、価格にも変動があります。
X3Sの後継機種としてX3Dが、X5Sの後継機種としてX5Dが発売されています。これらの新モデルでは、CO2センサーの追加やキャスターの搭載、操作性の向上などの改良が施されています。
価格については、X3Sは新品で約10万円前後、X5Sは新品で約15万円前後が一般的でしたが、後継機種の登場により中古市場では価格が下がっています。X3Dは約11万円前後、X5Dは約16万円前後と、新モデルは若干高めの設定となっています。
最新モデルとの主な違いは以下の通りです:
現在新規で購入を検討している場合、最新モデルの方が機能面で優れている点が多いですが、コストパフォーマンスを重視するなら、中古のX3SやX5Sも十分検討に値します。特に空気清浄能力自体は新旧モデルでほとんど変わらないため、追加機能の必要性を考慮して選ぶと良いでしょう。
また、X3SとX5Sを比較すると、X3Sの方がコンパクトで家庭用に特化した機能が充実している一方、X5Sは広いスペースに対応できる業務用としての性能が高いという特徴があります。
エアドッグX3SとX5Sはどちらも高性能な空気清浄機ですが、それぞれに適した使用シーンが異なります。ここでは、あなたの生活環境に合わせた選び方を提案します。
【X3Sが適している人】
【X5Sが適している人】
実際の使用シーンを具体的に考えると、例えば花粉症対策として寝室に置く場合はX3Sが適しています。就寝中に余計な光が気にならないよう自動で調整してくれるからです。一方、家族が集まるリビングやペットを飼っている家庭では、より強力なX5Sの方が効果的に空気を清浄できるでしょう。
また、在宅ワークが増えた現代では、仕事部屋の空気環境も重要です。集中力を維持するためにも、適切な空気清浄機の選択が大切になります。比較的狭い個人の仕事部屋ならX3S、複数人で使用するホームオフィスならX5Sといった使い分けが考えられます。
どちらを選ぶにしても、TPAフィルター技術によりフィルター交換が不要な点は大きなメリットです。長期的なコスト面でも従来の空気清浄機より経済的と言えるでしょう。
エアドッグX3SとX5Sには、サイズや適用畳数などの違いがある一方で、重要な共通点もあります。最も注目すべきは、両モデルとも同じTPAフィルター技術を採用している点です。
TPAフィルター(Thermodynamic Sterilization Process)は、エアドッグの最大の特徴であり、従来のHEPAフィルターとは全く異なる仕組みで空気を清浄します。このフィルターは、電界を利用して空気中の粒子を帯電させ、集塵板に吸着する方式を採用しています。
TPAフィルターの主な特徴は以下の通りです:
両モデルとも、このTPAフィルター技術により、PM2.5、花粉、ハウスダスト、タバコの煙、ウイルス、細菌などを99.8%以上除去する能力を持っています。実際のテストでは、タバコ440本分の煙を吸っても性能低下はわずか0.2%という驚異的な結果が出ています。
また、操作面でも共通点があり、どちらもオートモードやチャイルドロック機能を搭載しています。オートモードでは、空気の汚れを自動で感知して風量を調整するため、効率的な運転が可能です。
メンテナンス方法も同じで、集塵板は1〜2ヶ月に一度、水洗いするだけというシンプルさが特徴です。これにより、長期的なランニングコストが大幅に抑えられます。
エアドッグX3SとX5Sはそれぞれ優れた空気清浄機ですが、さらに進化した後継モデルとしてX3DとX5Dが登場しています。これらの新モデルにはどのような改良が施されているのでしょうか。
X3SからX3Dへの主な進化点:
X5SからX5Dへの主な進化点: